郵便車両による
スマート水道検針システムを
開発しました!
水道検針という仕事があります。
各家庭を定期的に回ってメーターを検針し
使用した水道料を記録するのですが、
その日の天候や敷地内の障害物の有無、
検針員の体調の良し悪しなどに関わらず
確実さや正確性が求められる仕事ゆえ
高齢化が進む現在、人手不足が問題になっています。
そういった問題を解決するために開発されたのが
郵便車両を利用した
スマート水道検針(ドライブ・バイ)システムです。
まず、各戸に水道スマートメーターを設置します。
そして専用受信機を積んだ郵便車両が
その家の近くを通過することで
各戸の情報を無線電波で自動的に取得していくというものです。
郵便車両は配達のために
担当の地域を毎日のように回っていますが、
その配達ネットワークとスマートメーター技術を
掛け合わせることで生まれたアイデアで、
10月1日より青森市において実証実験が始まりました。
このスマート水道検針システムのメリットは
単純に水道使用量の記録にとどまりません。
詳細な利用データは、漏水などの早期発見につながります。
メーターの動きの有無により空き家の特定にもつながり
ひいては、独居高齢者の安否確認の手段にもなるのです。
さらにドローンを活用すれば、
災害によって被害を受けた水道インフラの復旧にも
貢献するでしょう。
そこに人の営みがある限り郵便局はあります。
届けるということにおいて
何人たりとも置いてきぼりにしない精神は
人の命や暮らしを見つめたときに
決して廃れてはいけないものであり、
弊社が考える SDGs の根幹になっています。
さあ、
全国約 20,000 局の郵便局をコミュニケーション・プラットフォームに
共に未来を照らす事業を創っていきませんか!