郵便車両によるスマート水道検針
~「ドライブ・バイ」水道検針~
水道メーターの検針は検針員による目視が主流ですが、
郵便車両が集配しながら検針するというシステム(「ドライブ・バイ」水道検針)を開発しました。
「スマート水道検針」(ドライブ・バイ)とは?
郵便車両に無線機を搭載、住宅街を通過するだけで各戸に設置されたスマートメーターから水道使用量などの検針データを無線(LPWA)で自動的に取得する検針システムです。郵便局の配達ネットワークと水道検針のマッチングというアイデアに、ウォーターデバイス社の水道管理技術が加わることで、これまでの水道検針方法の課題を大きく解決します。現在10以上の自治体でスマートメーターやドライブ・バイ検針の実証実験を行っていますが、弊社プロデュースにより2024年10月より青森市において本格的な実証実験が始まります。
「スマート水道検針」(ドライブ・バイ)のメリットは?
➀人手不足の解消
これまでの水道検針で最も深刻な課題は検針員の人手不足でした。郵便車両が集配しながら自動的に検針するので、人手不足の解消と同時にコストダウンにも貢献します。
➁効率的な検針
通常では検針値が読み取れないような場所や環境(障害物がある・敷地に入れない・積雪など)でも検針が可能になるので、再訪問による検針といった手間が発生しません。
➂検針ミスがない
目視による検針とは違い、スマートメーターに保存されているデータを受信するだけなので、検針値の読み違いや入力ミスといったヒューマンエラーがなくなります。
➃漏水箇所の早期発見
水道利用量のデータは1時間単位や1日単位など任意で設定できるので、漏水の早期発見、空き家の判断、安否確認などの手段にもなります。